やっててよかった「積立○○」

ほんわか甘いミルクの香りの中、

かわいい我が子と　

お気に入りのぬいぐるみで遊んだり

赤ちゃんがお昼寝した時には　ママもひと休みしたり。

夜は

絵本と子守唄で一日を締めくくる。

これは、

息子がまだお腹の中にいた頃の私の

妄想です。

しかし　ご存知の通り

現実は甘くなかった。

昼寝なんてほとんどしないし、

絵本と子守唄では　夜は締めくくれません。

というより、

基本、

締めくくるタイミングありません。

だって、悪戦苦闘してようやく寝かしつけたと思ったら

１時間後にはまた起きたり

せっかく寝たと思ったら　夫のくしゃみで起きちゃったり・・・

そして　また　朝がやってくる。

妊娠中の私の見立ては　相当　甘いものでした。

特に、ママ一年生の私は

どのくらい泣かせたままにしておいて大丈夫なのか、など

さじ加減がわからず

気がつけば「自分の時間」がなくなりました。

里帰りが終わり　我が家に戻ったばかりの頃は

ご飯を食べ損なってしまうこともしばしば。

こうなったら「睡眠第一。次に食事。家事はそのうち・・・」

という判断に至り、

とりわけ「掃除」は　二の次になっていきました。

ところが、

１ヶ月ほど前から　

精力的に「はいはい」をするようになった我が子。

掃除を怠ると

息子が

人間モップ

と化してしまうんです。

お腹やひざ下が　うっすら白く埃にまみれる。

これは　イカン。

そう思って１週間ほど前から始めたのが

「朝に掃除をルーティン化する」

ということです。

朝、５時半に起きて

何も考えずに　

・窓を開ける

・ドライワイパーで床の埃・髪の毛をとる

・雑巾ワイパーで床を拭く

大切なのは「何も考えずに」です。

考えながらやると面倒臭くなってしまいます。

そしてルーティンにしてしまえば

「とりあえず　やろう」と体が動き、

そうこうしているうちに

眠気がとれて　完全に目覚めるんです。

もちろん　気が乗らない時は

ドライワイパーだけで終了。

ちょこっとだけでもやっておくと

その日一日

予定していた家事ができなかったとしても

「でも、私　ちゃんと掃除はしてるじゃん」

と　思えて、

「あぁ、今日も結局何もできなかった・・・」と

落ち込むことが減ったような気がします。

そして、今朝。

ここのところ　

夜眠れなかったり（いつものことですが、特に）

長距離移動が続いたり・・・などなど

ちょっと疲れてしまっていたせいか

１時間　寝坊をしていました。

でも

「ここのところ　毎日　埃はとってるし

　ま、いっか〜」

と、大手を振るって思えるのです。

おぉ、私は　この１週間

積立掃除　をしていたのか。

と　思いました。

そのことに気がついた瞬間、

掃除をサボったのに

なぜか　とても　気分スッキリ。

やっててよかった　積立掃除。

はやりの「つくりおき」にも

こういう心理的効果があるのかもしれないですね。

今日もごきげんな一日でありますように。