【最強泣きやみソング】
息子がお腹の中にいるときには
最後の「ひとり時間」を満喫すべく
・ミュージカル
・歌のレッスン
と、時間をみつけては
劇場やレッスンスタジオに出かけていました。
「お腹の中にいるときから
外の音やママの声が聞こえていますよ」
と、何かの本で読んだことがあります。
ということは、
ですよ、
私が 妊娠中に歌っていた歌
というのは、
息子にとっては
とても親しみのあるものに違いない。
・「ギャン泣き 対策」
・「赤ちゃん 泣きやむ」
などの検索ワードで
インターネットをさまよっていると
何かのサイトに、
根拠はないのでしょうが
「お腹の中にいるときに歌ってあげた子守唄を歌うと
泣きやむことがある」と
書かれていたので、
ギャン泣きした時には
ある歌をせっせと歌っていました。
それが
「ゆりかごのうた」
です。
妊娠中、
特に湯船につかっているときは
どんどん大きくなるお腹をなでながら
♪ゆ～りかご～の う～たを
カ～ナリアが う～たうよ・・・
と、
お風呂場ならではの「響き」も楽しみながら
歌いまくっていました。
でも、
息子が
この歌で泣きやんだことは
ただの一度もありません。
歌っても歌ってもエスカレートする
ギャン泣きに
わたしの歌声にも焦りの色が滲みます。
このほか
私が妊娠中によく歌っていたのは
・パート・オブ・ユア・ワールド（リトルマーメイド）
・The Water Is Wide
など。
（どれも歌のレッスンで練習曲としていたもの。
だから週に1回はピアノの生演奏も聴いていたはず。）
が、
しかし、
どれを聴かせても効きません。
あんなに沢山歌っていたのに
まったく 泣きやみません。
息子は 渋滞で車が停まってしまうと
激しく泣きます。
渋滞。
運転する私としても
ただでさえ悶々とするその時間に
激しいギャン泣きが加わり、
車内が
カオスのミックスジュースで
ぐしゃぐしゃになることがあります。
去年の秋頃
やけになってある歌を歌いました。
なんと・・・・・
ぴたっと泣き止んだのです。
歌うのをやめるとまた泣きます。
歌うと、、、泣き止みます。
別の機会にも試してみたのですが
かなりの高確率で泣き止みます。
朝、離乳食をたくさん食べてほしくて
いわゆる夜間断乳をはじめ
（詳しくは↓こちらです）
最近では
夜中のギャン泣きもほとんどなくなりました。
でも やっぱり
渋滞中の車内では、
とくにトンネルの中では、
あ”～～～～～～
きぃ～～～～～～～
と 悲鳴のように泣き叫びます。
先日、山手トンネルの渋滞で
久しぶりに あの歌を 試しました。
やはり
泣き止みました。
そして
近所の公園の梅の花が
ほころび始めた早春のある夜。
鼻水が出ていてそれが不快なのか
苦しそうに泣き続けます。
（鼻がつまって苦しいのかな、
かわいそうに・・・）
と思いながら
鼻水を吸引したり
ちょっと おっぱいをあげたり
落ち着かせようと努力をしましたが
なかなか 泣きやみません。
で、またまた久しぶりに
夜中に あの歌を歌ったところ
急に落ち着いて
すんなり寝た
のです。
その次の夜も、
せっかく寝かしつけたのに
布団に降ろす時に
いわゆる「背中スイッチ」が
作動して 大泣き。
その際にも、その歌を歌ったところ
泣きやみました。
わたしにとっての【泣きやみ最強ソング】、
それは
ドレミのうた
です。
ちなみに、
妊娠中、歌ったことがあるか？というと
一度もありません。
（「サウンド・オブ・ミュージック」も観ていません。）
過去１０年さかのぼっても
歌った思い出がみあたりません。
「妊娠中にいっぱい歌っていたから」という理由で
「ゆりかごのうた」にこだわっていたのは
出産直後から秋頃までのおよそ半年間。
その間、
根拠のはっきりしない ネット情報に
心が支配されていたことに
気が付きました。
・ギャン泣き
・離乳食
・夜中の授乳問題
などなど・・・
何か問題に直面するたびに
つい インターネットの情報に頼ってしまいがちですが
そのすべてが自分にフィットするわけではない。
ある人にとっては正解でも
自分たちには不正解であることが
たくさんある。
そのまた逆も然り。
書籍もそうです。
「赤ちゃんがぐっすり眠ってくれる」ための
方法が書かれた本も読み漁りましたが
その方法が
成功するときもあれば、
失敗に終わるときもある。
情報に振り回されることは
決して悪いことではないと思います。
やっぱり、
気になりますもの。
自分にとって
都合の良さそうな情報ほど
信じてみたくなるときも
ありますもの。
それはそれとして、
大切なのは
気になったら まず やってみる
ということ なのかなーと
思うこの頃です。
子育てに限らず、
毎日がトライアル&エラー。
34歳。
息子に育ててもらっています。
