ゲシュタルト崩壊からの癒し体験~Love Letter Project~
先日、
書家・アーティストでいらっしゃる紫舟(シシュー)さんの
ワークショップに参加してきました。
「Love Letter Project ’18」
チラシに記されていた
短時間で書が上達するコツを伝授
くせ字が個性に変身!
という言葉に引き寄せられ参加したわけですが、
そこで経験したのは、
ゲシュタルト崩壊からの癒し
でした。
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当日は、息子も連れて参加。
会場の恵比寿ガーデンプレイスに着く少し前から
奇跡的にお昼寝をしてくれて。
開始後20分ほどで目覚めてしまったものの、
そのまま 愛車(ベビーカー)に乗車したまま
私のやっていることや
周囲にある作品を
ボーっと見入っていてくれていたため
2時間ほどのワークショップ中のほとんどを
私は書に集中することができました。
(ありがとう!!息子君!!)
はじめに筆の扱いを紫舟さん指導のもと練習
↓
大切な人への手紙を書く
という流れ。
紫舟さんからの問いかけは
こんな感じでした。
1、「誰」に手紙を書きますか?
2、その人の「好きなところ」を書き出してください
3、その人に「してもらったこと」を書き出してください
4、その人のために「私ができること」は?
5、幸せなことは何ですか?
これらに 一人ひとりが向き合ったあと、
まずは 鉛筆で手紙を下書き。
そして、
その手紙の中に登場する「一文字」を選んで
「表現したいこと と 表現したことの
矛盾を埋める(by紫舟さん)」ために
選んだ一文字で様々な表現に挑戦します。
私が選んだ一文字は
です。
紫舟さんからの指導はこんな感じでした
・まずは いつものように書いてください
・縦長に書いてください
・まんまるに書いてみてください
・角ばって書いてください
・激しく書いてください
・その字を見た人が「この人激しいな~」と思うような字をどうぞ
・3歳児だったらどう書きますか?
・100歳だったらどう書きますか?
・怒っている時の字
・怒られてしょんぼりしている字
・笑っているような字
・強そうな字
・悲しそうな字
・寂しそうな字
・優しさに満ちあふれる字
・夢を叶えられそうな字
・誇らしげな字
・大切な人を守りぬける字
・天使がほほ笑むような字
・
・
・
などなど
で、久しぶりのゲシュタルト崩壊。
「久しぶり」というのはですね、
ニュースやナレーションの原稿と向き合っている時に
ふと
「この字は なんでこんな成り立ちなんだろう」
「あれ、こんな風に書くんだっけ?」
などと
漢字一文字に心を乱されることがあるのですが、
まさに、その現象です。
(わ~ゲシュタルト崩壊~~)
なんて思いながら
「味」と向き合っていると、
おとなしかった息子君が
泣きそうになっているではありませんか!
近くに関係者の男性が座ったことが
彼の心を乱してしまったようで、、、、
(1歳児にとって見知らぬ男性は少し怖いんですよね・・・)
しかしながら
私は私で
もはや「味」には見えていない「味」に
心を乱されているわけで、
(異次元世界の象形文字を見ているような感覚・・・)
親子でそれぞれの混乱を抱えながら
いよいよ
「大切な人への手紙を書く」を実践。
いよいよ!というところで
私は おんぶ。
(こりゃ、もう
落ち着いて書くのはあきらめよう)
なんて 思っていた時、
耳に入ってきました。
「私は書をはじめる前には
自分の心が
感動でいっぱいになるようにしています」
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【心を感動でいっぱいにする方法】
「感動」というと、
何かドラマティックな出来事を想像したり
積極的に
舞台や音楽、映像作品を見たりすることかしら・・・
考えてしまった私ですが、
教えてくださったのは
いつでも、どこでも、すぐに実践できることでした。
その方法は、
【感謝の気持ちで心を満たす】。
深呼吸をしながら・・・
・手紙を書く相手へ
・家族
・職場の人 などなど
心に浮かんだその人への「ありがとう」の気持ちが
いっぱいになったところで
書をはじめます。
【感謝の気持ちで心を満たす】
・家族
・仕事でご一緒する方
・電車に乗るときに ベビーカーを一緒に持ち上げてくれた方
・駅のエレベーターでご一緒したご老人
・友達・・・
その瞬間に思いつくかぎりの「ありがとう」で
心を、体を、満たしてみると・・・
なんだか と~~っても
気分が良くなりました!!
おんぶの重みも忘れて
いざ!!
息子を背負いながら
「息子へ」の手紙を書いていたら
文字を書いているはずなのに
時間が わ~~~~っと逆戻りして
初めて対面したあの瞬間のことを思い出しました。
紫舟さん、そしてワークショップを企画してくださった皆様、
素敵な時間をありがとうございました。
ところで、
今回参加したワークショップと合わせて開催されていたのが
「アトピーが治るアート」展!!
そう、息子がジ~~っと見つめていた
あの言葉たちの正体が
「アトピーが治るアート」のキーワードなのです。
なんとも 気になるアート!!
どういうこと?!?!?
紫舟さんとメディアアーティストなど多彩な顔を持つ落合洋一さんが
タッグを組んで初めて披露したアトピーが治るアート。
詳細はまた後日・・・♪