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ごきげんさん 〜井上真帆の日々是好日~

アナウンサー井上真帆のブログ。愉快で「ごきげんさん」な毎日を過ごすための備忘録です。投稿する内容はすべて私個人の考え、感想、見方であり、出演するニュース番組や情報番組、イベントなどとは一切関係ございません。

二の腕危機一髪

暑すぎた夏はどこへやら。

肌をなでる風に 

秋らしさを感じるようになりましたね。

 

平成最後の夏、

・【野菜作り】に挑戦したり(結果は散々・・・笑)

・弟とともに両親へ【還暦ハワイ旅行】をプレゼントしたり

・庭で【バーベキュー】【スイカ割り】【プール】をしたりと

こう振り返ってみると 「夏らしい夏を満喫したなぁ~」と思う

今日この頃です。

 

そんな夏の思い出の中でも

はずせないのが二の腕危機一髪事件です。

 

私の左の二の腕が、

私史上最大のピンチに直面したのです。

 

これは

・二の腕が太くなってノースリーブが着られない

とか

・手をふるとブルブル揺れる

とか

そういった話ではなく、

二の腕が、

本当に、ピンチだったのです。

 

7月下旬のことです。

 

私の母はテニスが大好きで

毎年夏にはアマチュアのトーナメントに出場しています。

母は、年に一度の、この真夏の決戦に備え

還暦を超えたとは思えない体力

数か月前から練習に練習を重ね 試合に臨みます。

 

ところが

 

試合一週間前に肺炎に・・・。

 

試合前夜も発熱・・・。

 

私としては、

齢61の母の体を案じて

そして 

1週間後に予定している

還暦ハワイ旅行の計画がおじゃんになることを懸念し

「無理しないで」と言い続けました。

 

ところが、母はダブルスでの出場、

だったのです。

 

「自分が出場をあきらめてしまったら

パートナーは、自分のせいで

試合にでられなくなってしまう・・・

これまでの努力を無にさせてしまう・・・

 

年に一度、この日のためにがんばってきた、

だから 試合に出たい

 

結局、母は 予定通り試合に出場しました。

 

娘の私としては

止めたい気持ちと

応援したい気持ち

が入り混じる複雑な思いで

息子を連れて試合会場へ応援にでかけました。

 

記録的な、「命に危険を及ぼすレベル」とまで

言われている猛暑です。

 

(大丈夫かな・・・

 暑さと熱で途中で倒れたりしないかな・・・)

 

そんな 娘の心配をよそに

なんと、母たちは そここその好プレーを見せます。

 

(わ~~ 体調悪いのに すごいじゃないか!!)

 

興奮した私は

母のナイスプレーをカメラにおさめようと

デジカメをかまえて

シャッターを押します。

 

写真を撮りたい気持ちと

ナイスショットに拍手を送りたい気持ちが、

自然と デジカメを私の二の腕へと導きました。

 

充電が残りわずかだったため、

私は 

好プレーを撮る(努力をする)

すかさず電源ボタンを押し電源OFF

デジカメを脇にはさむ

拍手!!

 

という行為を繰り返していました。

 

すると、突然

二の腕に何とも言えない違和感をおぼえました。

 

脇を見下ろしてびっくり。

 

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二の腕が飲み込まれている!

 

髪の毛一本が入るか入らないかの

 

わずかな隙間

 

 

私の二の腕がぁ〜〜〜!!

 

 

(落ち着け~落ち着け~

 もう一回 電源ボタンを押せば

 レンズがまた出てきて、二の腕もはずれるはずだ)

 

そう考えた私は 再度 電源ボタンを押しました。

 

 

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ところが、

デジカメのレンズは 

さらに二の腕を巻き込みながら

引っ込もうとします。

 

そう、デジカメにとっては

電源ボタンを押されたからレンズを戻す】

という任務の真っ最中。

だから、これを遂行するまでは

なんとしても 引っ込もうとするわけです。

 

その頃の私は もう落ち着いてはいられませんでした。

 

冷静さを欠いた私は 何度も 電源ボタンを押します。

 

すると

 

ぐいぐいと二の腕の皮が引き込まれます。

 

(どうしよ~~~

 痛い 痛い・・・・でも 

 まったく外れる気配がない!!! 

 このまま病院行く?!こんなことで受診していいのかな・・・)

 

と、母の熱戦のことはすっかり忘れ

デジカメと無言の戦いをしていたその時、

 

自由に二足歩行ができるようになった息子

 

遠くに行きそうに・・・。

 

「わ!そっちは危ないよ!」

 

その瞬間、私は意を決して 

グ、

グ、

グ、

グイっと。(涙)

 

二の腕をデジカメから無理やり引っぱり出すことに成功。

息子を引き止めることもでき、事なきを得ました。

 

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めちゃくちゃ痛かった!!!

わりには、「虫刺され?」みたいな痕が残るだけで済みました。

 

まさか、

デジカメに二の腕をピンチされる

とは・・・。

 

これは、もちろん 

私の不注意がいけないわけですが、、、

 

いや、まてよ、

 

誰にでも起こりうる出来事なのではないか・・・?

 

そう思い、こうして長々と

二の腕危機一髪事件について

報告をさせていただいたわけです。

 

が、

 

さすがに 気が付きました。

 

そうだ。

 

ストラップを付けよう。

 

首から下げるなり、手首にぶら下げるなりすれば

こんな悲劇はもう起こさないハズ。

 

ちなみに、その試合 母は勝利をおさめました。

あっぱれです!