「◯◯用」でない方が、、、
一歳になり、
いよいよ 離乳食も最終盤の息子くん。
ところが、
まだ【飲むこと】が苦手です。
ストローマグで飲むことはできますが
そろそろ
マグカップが使えるようになったらいいなーと
思うのが母心。
「焦る必要はない」と わかっていても
少しずつ 挑戦させています。
が、
そりゃ もう
大変です。
何度となく 私の目の前で
麦茶入りのマグカップが
空に弧を描いて飛んでいきます。
それは 一瞬のことですが
私の目には
まるでスーパースローカメラで捉えた映像を
見るかのように
マグカップの中から
放射線状にキラキラと飛び散る
薄茶色の液体が映っています。
(さて、先に片付けるか
後で片付けるか、、、
先に片付けると 食事が中断しちゃうし
後で片付けると食事を終えた彼が
床をぐしゃぐしゃにしながら練り歩く、
否 、練りハイハイするだろうし、、、)
ママ歴2年目の私には
まだまだ 「余裕」ってものがありません。
そんな私達の日常ですが、
特に最近は 息子くんが
・大人と同じもの
・大人と同じこと
に 興味津々。
我が家では
息子くんが８ヶ月の頃から
親子のコミュニーケーションとして
【ベビーサイン】を楽しんでいます。
はじめは
赤ちゃんとサインでお話できるなんて、、、
まさかねぇ
と半信半疑だったのですが、
今や コミュニーケーションの手段として
なくてはならないものになりました。
ここのところ
サインで自分の意思を伝えるのが
とても上手になり
【もっと】を意味するサインを
巧みに使ってきます。
【もっと】
→両手を軽く握り指先をとんとんとあわせる
サイン【もっと】の
スタンダードな使い方は
・(食べ物など)もっと欲しい
・もっと絵本を読んで欲しい
・もっと やりたい
など、
何かを【もっと】要求する時につかうのですが、
それを応用し
【要求】【want 】だけの時にも
使うようになりました。
・パパとママが使うスプーンで食べたい
・大人たちと同じように「カンパーイ」をしたい
・リモコンのボタンを押したい など
【～したい】
をサインでたくさん伝えてくれます。
彼なりのサインで表現すると
・スプーンを指差し 軽く握った両手をとんとん
・コップをかざして 両手をとんとん
・リモコンを指差し とんとん
こんな時には
スプーンを渡してあげたり
みんなで何度もカンパーイをしたりと
【可能な範囲】で 彼の希望を叶えています。
でも、この【可能な範囲】で対応したことが
もしかしたら、
よろしくなかった？！のかもしれません。
息子くんが 最近 食卓でよくやるのが
ママのコップを指差し【もっと】のサイン。
我が家では 夕食の時には、
先輩から結婚祝いで頂戴したことをきっかけに
夫婦で気に入っている
イッタラのこのコップ↓
を、愛用しているのですが、
「このコップを使いたい」
というのです。
さすがに これは、、、
まずい。
「あなたのはこっちよ」と
プラスチック製のマグカップやストローマグを渡したところで
それは 逆効果。
彼としては
何がなんでもママのコップを使いたい構え。
これは【可能な範囲】ではありませんが
それは親の都合でもあります。
(もっともっと)
(もっともっと)
（もっともっと）
この対応に困っていたところ
100円均一のお店でみつけたのが
こちら。
プラスチック製でありながら
なんとなく 我が家のコップと似ている！
早速 2個購入し、
夜ご飯の時に
私がこのコップでお茶を飲んでいると、、、
【コップを指差し、もっともっと】
キタキタ。
「これ使いたいの？いいよ。はいどうぞ」
狙い通り、
嬉しそうにコップを握りしめる息子くん。
しかも、
横に持ち手が付いている子供用のマグカップより
握りやすい？！のか、
上手に飲めているではありませんか！
このコップで
もちろん
「カンパーイ」もしたがるわけで、
その様子は かわいいかわいい子供宴会。
子供のために・・・と
何かを用意しようとすると
当たり前のように「幼児用マグ」といった
【◯◯用】に手をのばしていましたが、
【〇〇用】へのこだわりをなくしてみたら
予想外の楽しい発見がありました。
(しかも100円で！笑)
